3年間、刑務所で過ごした男性…家族のために頑張ろうと出所したが迎えに来たのは嫁ではなく…

顧・からし・賞味期限 2023/04/17 告発 コメント

3年間、刑務所で過ごしていた男性。

自分が悪いのは百も承知だが、子どもと嫁を養うために悪事に手を染めた。

自分にできることは何か?と考えた時にそれしか思いつきませんでした。

服役している時、嫁は手紙の返事を送ってくれていました。

しかし、1年が過ぎた頃になると嫁から手紙の返事がこなくなりました。

嫁の手紙には、仕事が忙しいと書いてあったし、子どもがまだ3歳だったし、実家から送られてくる手紙でも元気だと書いてありました。

早く帰ってくるのを楽しみに待っている、なんてことも書いてありました。

だから、出所したら絶対に家族のために頑張ろう!と心に強く決めていました。人生を再スタートさせるつもりでいたんです。

迎えに来たのは嫁ではなく両親だった

いざ出所の日がやってきて、外に出ると迎えにきたのは嫁ではなく、両親だった。

車に乗せられて、ある場所にたどり着くと車から「降りろ」と無愛想な親父に言われました。

そこで車から降りると道路にはたくさんの花が添えられていた。

この花は、嫁が好きだった花ばっかり・・・

まさかと思い、親父を見るといつもは無愛想で涙なんて見せないはずの親父が今にも泣き崩れそうにして立っていた。

見知らぬ車が1台近づいてきて・・・

どうやら、出所したらここに1番にやってくるだろうと思い、親父が連絡をしていたこともあって、わざわざ出向いてくれたようです。

車から降りてきたのは5歳になるという女の子とその両親だった。

女の子は両親に何かを耳打ちされ、俺の元にきて「ありがとう」とお礼を言った。

そして、「お姉ちゃんに助けてもらったんだ」と無邪気な笑顔を見せながら言った。

親父は唇を噛みしめながら女の子の頭を撫でていた。

ここで女の子の両親が俺にお礼を言いながら事のいきさつを全て話してくれました。

出所する3日前に妻は・・・

嫁が仕事に行くためにいつもの道を歩いているとこの女の子とお母さんが歩いていたそうです。

まだ小さな女の子はチョコチョコとした足取りでお母さんの前を歩いていた。

すると、原付が走ってきて避けようとした車がハンドルを切り損ねて、女の子の方に向かってきたのです。

お母さんは驚いて動けなくなり近くを歩いていた嫁が車の前に飛び出して、女の子を助けたそうです。

嫁は重体で病院に運び込まれました。

幸いにも女の子は軽いケガだけで済んだのですが、嫁は意識不明となっていた。

しばらくしてから、回復して右半身にマヒが残るがいずれは元気になると医師が言ったそうだ。

しかし、何度も嫁は手術を繰り返すことになり最後には手の施しようがなくなってしまい、意識が戻らないまま亡くなった。

しかも、出所する3日前に息を引き取ったのです。

加害者は人身事故で交通刑務所に2年という実刑で済まされました。

車は凶器にもなりうるのに1人の人間が死んだのに殺人にはならない。

なぜ加害者は見知らぬ場所で普通に暮らしているのか?

自分も罪を犯したが、人の命を奪ったやつが2年で出てくるなんておかしい。

どんなに加害者と嫁のことを考えても頭の中がモヤモヤして何もまとまらない。

どんなに考えてももう嫁は戻ってこない。

加害者を憎んでも意味はありません。嫁が作った味の濃い煮物が食べたいな・・・

いつもしょうゆを入れ過ぎてしまう嫁。おふくろが作った煮物を食べたらこっちもしょっぱい。

そういえば、嫁は結婚したら食べさせたいと言っておふくろから料理を教えてもらってたんだよね。

おふくろ直伝だからしょっぱい煮物になったのか。

注意すると「これでいいの」と怒っていた嫁はおふくろに気を遣っていたのだろう。

子どもはどんどん嫁に似てきたな。あと20年経てばそっくりになるのかな…

嫁にできなかった分もしっかり娘に愛情をかけて育てていかなきゃ。

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