【息子の苦悩】自分のせいで亡くなった母 → そんな母の最期の言葉の意味が分かった話

yue 2023/05/17 告発 コメント

【息子の苦悩】自分のせいで亡くなった母 → そんな母の最期の言葉の意味が分かった話

今回は、「自分のせいで母は亡くなった」という息子さんが、そのお母さんの最期を看取った時のお話をご紹介します。

Twitterに投稿されていたお話ですが、とても考えさせられます。

全文がこちら

俺が29歳のときに、母親は死んだ。54歳だった。意識を失う前の日の夜に、もう足もおぼつかない母の手を取って、トイレの前まで連れて行った。終わったら二人で手を握って洗面所まで連れて行って、歯磨きをさせ、ベッドに寝かせた。昔、母が俺にしてくれたことを、自分の母にしていた。

俺の人生は、母親が俺を産んだ意味は、あの夜にあったのではないかと、時々思う。意識を失う前、曖昧な中で、母は俺に「おやすみ」といって寝た。幼いころ、なんども、そういって、俺を寝かしていた。俺が、母親が最後に話をした人間になった。

自分と最期に「おやすみ」という人間を、産んで、育てた。思うようにはいかなかった。苦しかったことを、俺は知っている。俺が、苦しみを与えていたことを、俺は知っている。俺は母親に、喜びよりも、苦しみを与えたことの方が多いことを、俺は知っている。それは、誤魔化せない。

もし俺が、23歳の母親に会えたら、結婚すること、子どもを産むことも勧めない。 後年になれば、別の人生のほうが向いていたことを、俺も、母親も父親も知っていた。しかし23歳の母はそれを知る由もなかった。「結婚をして、子どもを産む以外の人生があるなんて知らなかった」と話したのは50歳の頃か。

母親は俺か弟を産むときに出血して、ウイルスに感染した。肝炎には気づかず、気づいたら余命が決まっていた。悪かったよ、俺たちが死なせた。まぎれもなく、俺が死なせた。

死ぬ2週間前に家で倒れて、ホスピスに入った。肝性脳症は進んでいて、もう少し曖昧だったが、俺が病室に入ると先に駆けつけていた弟と俺を手招きして、両手で抱いて「産んでよかった」と言った。果たして自然に産んでよかった思っている人間が、そういうことをするのか、俺にはわからないままだ。

娘が産まれて、どうやらあれは俺と弟に「産んでよかったと考えている」と、伝えたかったのではないかと思う。本当のところ母親がどう考えていたのかはわからない。しかし少なくとも、俺にはそう思って貰いたかったのだろう。

引用元: twitter.com/erizomu/status/1238879583618793472

息子が『母親』になることは永遠にありません。ですから余計に母の心情を察するのは難しいものですよね。

Twitterでの反応は…

また、母親目線からのこんなコメントもありました。

「お母様と同年代で結婚して同じ年頃の息子がいます。あなたが俺のせいやとご自身ををせめていらっしゃることに胸を痛めていらっしゃったのだと思います。それくらい本当にあなたを生んで心から幸せであったのだとおもいます。」

「子供を産んだ母親からしたら、子供の居ない人生なんか考えられないから。自分の腕の中で眠る赤ちゃんの寝顔や子供の笑顔だけで母親ひ世界で一番幸せな時間を過ごせるんです。あなたのせいじゃないですよ。私も例え病気になろうと知っていても子供を産むと思う。それだけ母親にとって子供は自分の命より愛おしいものなんですから。」

引用元: iinee-news.com/post-20351/

母の愛情は何よりも尊い。そのことを改めて考えさせられるお話でした。

引用元:https://m-plus.club/archives/11534,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]

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